あとがきという名の言い訳

 管理人は年上の頼れる人がタイプなので当初弟系のイメージが強かった少尉は夢を書くまでには至らなかったのですが、樺太編からの活躍で頼もしさとともに高感度が爆上がりしたので書いてみました。231話の月島軍曹を諭すシーンもかっこよかったですよね……!(ほんの軽い気持ちで書き始めたものの方言が難しすぎて涙目だったのは内緒)
 これは金カム全体に言えることなんですが、女性キャラとの絡みが少ないのでみんながどんな感じで対応するのかわからなくて毎回距離感に困ります。少尉の場合、インカラマッさんのときはちょっと幼い感じでしたがそれ以外はあくまで少尉として対応してるようなのでプライベートが見えないんですよね。エノノカちゃんはビジネスパートナーでしたけど。投げキッスのときあれだけキャーキャー言われても無反応だったので昔からちやほやされてて女慣れしているのか、全然自覚なくてなにを騒いでいるのかわからないのか、単にどう対応すればわからなくて結果無表情なのかどれなんだ?と。今回は後者よりで設定しましたが個人的にはめっちゃ女慣れしてる少尉も見たいし、夢主を翻弄する無自覚たらし少尉も良いと思います。その辺のイメージがまだふわふわしてるのでまた別の設定で書いてみるのもありかもなあ。ただ身だしなみに気を使ってたりファンブックで聯隊旗手を意識していると判明したりとかあったので顔の良さは自覚しているようですね。
 ちなみに士官候補生~任官までは下記のスケジュールで設定してます。管理人調べなのでご参考程度でお願いします。なお、トリップシリーズはキリが良いからという理由だけで10話完結縛りでやってるんですが今回に関しては下記を見てわかるとおり4年分を無理やり10話にぎゅっと凝縮したせいで(といってもめちゃくちゃ偏ってますが)個人的に不完全燃焼だったため、後日談を入れてみました。このあと少尉と夢主は一旦遠距離になりますが、某百科事典にて将校は兵営外に家を持てるという記述があったので、もし元の時代に戻れなくても〇年後には昇進した少尉が自宅を構えて夢主を呼び寄せてたらいいな~と思ってます。夢主がもとの時代に帰るかどうかは決めてないのでご自由にご想像ください。

1886年生まれ
1902年:16歳(1~7話)
1903年:17歳(8話)
1904年:18歳(士官候補生)6月~11月隊附(陸士入校)12月~(9話)
1905年:19歳(卒業)11月25日卒(10話)
1906年:20歳(任官)6月26日任官
(1905年11月25日卒業、1906年6月26日任官)

 あとこれは完全に蛇足なのですが、8話で夢主が雪で滑ったところ、違和感があるかもしれません。管理人も元道民なので数えきれないほど雪の上で転んできましたが前方に転ぶことって殆どないんですよね……スケートとかもそうですよね。と思いつつ萌えるからまあいいかって感じでノリで書きました。今にして思うと後ろからもありだったな……。
ここまでお読みいただきありがとうございました。